概要
音楽ホールは世界でも類例のない内外壁共透明ガラスのコンサートホールです。
パイプオルガンと宗教音楽に適した、我が国でも最も残響時間が長いホールです(’97年5月現在)。
また、市民利用、他の音楽ジャンル、講演会等にも配慮し、吸音カーテンを利用し残響時間の調整もできます。
客席 | 610席(1階:596席/2階:14席) |
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舞台床面積 | 178.4平方メートル |
残響時間 | 3.9秒/500HZ(空席時 吸音カーテン収納時) 2.4秒/500HZ(空席時 吸音カーテン使用時) |
座席表
音響調整室・調光音響室
音響・照明等の調整設備を備えています。
パイプオルガン
オルガンは5段鍵盤、115のストップ数を持ち、多彩な音色を誇ります。
消え入るような繊細な弱音から身体を揺さぶるような重低音やトゥッティの響きまで、オーケストラにも匹敵するような音色とダイナミックレンジを持つ、わが国初の本格的なコンサートオルガンで、ロマン派とシンフォニックな様式を融合させた、現代的な楽器です。
専属オルガニスト
山司 恵莉子
東京藝術大学音楽学部器楽科オルガン専攻卒業、同大学院修士課程修了。大学院修了時に大学院アカンサス音楽賞を受賞。
大学院在学中にトゥールーズ音楽院に留学し、オルガン科、チェンバロ科、古楽科を修了。
横浜みなとみらいホール・ホールオルガニスト・インターンシッププログラム第17期生、平成29年度公益財団法人青山音楽財団奨学生、トビタテ!留学JAPAN日本代表プログラム第10期派遣留学生。
2024年フランス北部ベテューヌで行われた第10回ピエール・ドゥ・マンシクール国際オルガンコンクールにて第2位。
これまでにオルガンを今井奈緒子、廣江理枝、ミシェル・ブヴァール、通奏低音を椎名雄一郎、即興演奏を近藤岳、フィリップ・ルフェーブル、チェンバロを廣澤麻美、宇山=ブヴァール・康子、ピアノを菊池えり子、喜多宏丞の各氏に師事。
現在東京藝術大学大学院音楽研究科博士後期課程在学中。同大学院ティーチングアシスタント、リサーチアシスタント。公益財団法人北野生涯教育振興会奨学生。日本基督教団仙台東一番丁教会オルガニスト、東北学院大学礼拝オルガニスト、宗教音楽研究所客員研究員、ホワイトキューブ大林組コンサートホール専属オルガニスト。(一社)日本オルガニスト協会会員。